ビジネスの奥義
ビジネスと学問が違う点は、ビジネスは勉強しない方が強いということです。なるべく部下に任せて必要な情報を知性の委譲でもらいます。そして決断します。決断のレビューは部下にさせます。このようなイメージです。いつまでも勉強に頼っていては三流のままですよ。あなたも知性を委譲される練習を積んでください。
変幻自在の戦
アリの子一つ通さない厳重な包囲網でこちらは包囲されている。厳しい戦況に物資不足で崩壊しそうな中、かろうじて我が軍は耐えている。これは総大将による指揮があってのこと、あとひと押しすれば勝てる。そうして予備戦力を投入する決断をした時、私は初めから、本陣にはおらず、ただ一人の兵士として、敵の本丸に向かっている。
本当の勇気
どうしても負け戦を覆さないといけない場合は、総大将は前線指揮をします。銃弾が飛び交う中、どうやって自分の士気を維持すれば良いでしょうか?銃弾が私を避ける。運命は私を殺さない。こういう発想です。こんなもの、普段使いしていたら、勘違いをして死亡してしまいます。勇気は中々使えない概念です。
ビジネスにおける責任
ビジネスにおいての責任というのは、適切な難易度の仕事を部下に与えたかどうかということです。簡単すぎる仕事を与えると部下は成長しませんし、難しすぎる仕事を与えると部下は疲弊します。どうしても難易度評価がうまくいかない場合があり、その場合は褒美を増やすなどして対応します。それが責任です。もちろん、難易度評価を間違え続ければあなたの椅子はありません。
上司の役割
上司の役割は部下の不安を取り除くことです。部下が仕事を適切にこなしているのに自己評価がおかしい場合があり、その場合は誉めます。サボっている場合はしかります。複雑な手続きが必要な場合は代行して別の仕事を可能にします。仕事の進行に決裁が必要な場合は決定します。他との調整が必要であれば、調整します。上司はこのような変幻自在な雑用係です。
働きすぎを隠蔽する
あなたが高い立場であればあるほど、労働しなければいけない時間が増えますが、それを誇示してはいけません。結局会社の成果というのは部下の成果の集合体ということを忘れてはいけません。あなたの態度が不必要に部下を疲弊させ、成果を奪ってしまいます。働く必要があっても姿を消して行うことで、働きすぎを隠して、部下を安心させます。
報酬はもらう
あなたが高い立場であればあるほど、高い報酬をもらう必要があります。なぜかというとこの企業で働く夢を与えるためです。しばらくすると成果主義によってあなたの立場は脅かされるかもしれませんが、高い報酬をもらっておくことで、安心できます。また、もらいすぎた報酬は寄付などで社会貢献に変換できるため、名声も得られます。報酬はもらって損をすることはありません。
最終的にはあなたは敗北します
成果主義というのは戦争と同じです。誰か最強の人間が現れ、あなたを下克上で打ち倒します。でもビジネスは戦争ではありませんから、負けても死亡するわけではありません。単に、そのビジネスに飽きたと考えたら良いでしょう。また、次の新しいビジネスを始めれば良いだけです。
